ダンボールQ&A

ダンボールに関する質問を集めたコーナーです。

ダンボール製品 Q&A

ブランク

Q1. ダンボールはどうやってできるんですか?

ダンボールは、大きく分けて表ライナー・中芯ライナー・裏ライナーから構成されております。
これらを張り合わせることで、ダンボールができているのです。これらを張り合わせる機械を『コールゲーターマシーン』と呼びます。
ダンボールの素材ができたら、機械を使って目的に応じた「形・寸法」にします。
ダンボールの断面

Q2. ダンボールにはどんな素材があるの?

 【1】ダンボールを構成する素材「ライナー」

  ライナーは数種類の素材があります。また、強度もC5・K4・K5・K6があります。Cは古紙が多く含まれ、
  Kはクラフト紙が多く含まれます。C5→K6になるほど強度があります。

    素材:通常の素材以外に、白ライナーやユニマーキーライナー(黄色・朱色など)などがあります。
    他にも裏ライナーにアルミ箔を張り合わせたアルミ常着ライナーや、水に強い防水ライナーなど、
    色んな用途に適した素材があります。

 【2】ダンボールを構成する素材「中芯」

  中芯は強度に応じて125g・160g・200g強化などの種類があります。gが多くなるほど強度があり、
  通常は125gを利用することが多いです。

 【3】強度によって使い分ける「フルート」

  利用目的によって、厚さを考える必要がございます。
  主要なものとしては、Aフルート・Bフルート・Wフルートなどがございます。
  他にも、目的に応じて数種類ございます。

Aフルート 通常、外装箱として最もよく使われます。
(例:みかん箱・書類・衣服の梱包用)
Bフルート 小さいものや軽いもの、そして印刷をキレイに
のせたいものによく使われます。
(例:青果のトマト・イチゴ)
Wフルート 文字通りAとBを重ねたもので、重量物などの梱包用に使います。
(例:機械類・電化製品の梱包用)

Q3. ダンボールにはどんな形があるの?

 大きく分けて、単純加工タイプ変形加工タイプに分かれます。
 詳しくは、㈲米倉ダンボールTOPにある、商品情報の欄をご覧ください。


Q4. ダンボール・パッケージのデザインは請け負っていただけますか?

 はい、可能です。お客様のご要望に応じたデザインを行います。


Q5. ダンボールに写真を印刷したいのですが、大丈夫ですか?

 ダンボールに写真を印刷する場合には、ライナーに直接印刷(プレプリント)をすることになります。
 通常のダンボール制作以外に、版代と原紙数本の購入が別途必要となります。コストが高くなりますので、
 事前にご相談ください。


Q6. 少し複雑な形のものを梱包する箱が欲しいのですが、大丈夫ですか?

 はい、オーダーメイドに特化しておりますので、大丈夫です。
 まずは担当の営業者からご連絡を入れますので、梱包されるものについて、詳しくお聞かせください。
 その後、型をご提案させていただきます。


Q7. 10個くらい作りたいのですが、このくらいの数でもお願いできますか?

 はい、もちろん可能です。
 小ロット専用の機械を使いますので、比較的安価にお作りできるかと思います。


Q8. 発注する時期がまちまちなのですが、その間、木版・印版・木型は保管しておいていただけますか?

 はい、可能です。
 弊社では、湿気や乾燥を防ぐため、空調整備を備えた専用の倉庫がございます。
 そちらに保管させていただきますので、ご相談ください。


Q9. 印版・木型とは何ですか?

 印版とは、ダンボールに印刷するための版です。印版はゴム版と樹脂版がありますが、
 ゴム版で半年以上使用しない場合は、劣化しだします。2〜3年で劣化しますので、ご容赦ください。